10月6日 第2回文化財講座
10月6日、第2回文化財講座にお邪魔しました。第一回目に引き続き、高知大学准教授で「保存科学」を専門にしていらっしゃいます松島朝秀氏にお話しいただきました。今回は前回のおさらいをするとともに、さらに一歩踏み込み、名品に隠された秘密の探り方をご紹介いただきました。まず、日本における文化財調査の三原則は「触れない・破壊しない・移動しない」です。この三原則を守りながら調査に用いられる手法を非破壊測定法と呼...
View Article「まんさい」直前!
日に日に朝夕の冷え込みが増し、いよいよ秋らしくなってまいりました。毎年この季節には、年に1回高知市文化プラザかるぽーとでまんがのお祭り「まんさい」が開催されています。その「まんさい」に当館のマスコットキャラクター・やまぴょんが、今年も参加させていただけることとなりました。当日は、地元のキャラクター・略して「じもきゃら」が一堂に揃う「じもきゃらステージ」出演(3日のみ)の他、会場を定期的に巡回しますの...
View Article特設展「土佐藩歴代藩主」関連行事 特別講座『藩主の一生』
平成24年9月23日(日)に、特設展「土佐藩歴代藩主」の関連行事、特別講座「藩主の一生」を行いました。今回の講座では、藩主たちの誕生から死去までの一生を概観し、その生活や儀礼などについてお話ししました。藩主家に生まれるとすぐに、蔵胞衣(ぞうえな)・産養(うぶやしない)・産剃り(うぶぞり)・七夜祝い・百日祝い・宮参り・食い初めなどの儀式が行われます。幼児期になると、「歳祝い」とよばれる通過儀礼がとり行...
View Article高野切講座特別授業①「篆刻入門」
10月27日は高野切講座の特別授業がありました。普段は入門・初級・中級A・中級Bの4つのコースを第三土曜日と第四土曜日に分けて行っている高野切講座ですが、この日は全てのコースを集約して二つの授業が行われました。今回のブログでは、入門コースを受講している方を対象にした授業についてご紹介します。篆刻家の瀬戸幹也先生をお招きして、「篆刻(てんこく)入門」についてお話いただきました。皆さんは「篆刻」とは何の...
View Article高野切講座特別授業②「国風文化の誕生と仮名」
10月27日、高野切講座の特別授業が行われました。前回のブログでは入門コースの方を対象にした「篆刻(てんこく)入門」の授業についてご紹介しましたが、今回は初級・中級コースを受講している方を対象に、高知県立大学から東原伸明先生をお招きしてお話しいただいた「国風文化の誕生と仮名」についてご紹介します。「高野切」というのはそもそも、平安時代中期、11世紀に書写された「古今和歌集」の写本のひとつで、『高野山...
View Article特設展「土佐藩の人々-年譜書の世界-」関連行事 特別講座『土佐藩の人々』-前半・武士編-
特設展「土佐藩の人々-年譜書の世界-」の関連行事である、特別講座『土佐藩の人々』を行いました。当館に残されている年譜書約700冊の中には、武士から職人・村役人にいたるまで、土佐藩と関わりを持った様々な人々約9万人の経歴が記録されています。今回の講座では、年譜書を読み解きながら、江戸時代の土佐の姿を4人の学芸員がリレー形式でご紹介しました。四部にわけてお話しした本講座。第一部では、「士格(しかく)」に...
View Article特設展「土佐藩の人々-年譜書の世界-」関連行事 特別講座『土佐藩の人々』-後半・地下人編-
前半では武士についてお話ししましたが、後半では、武士ではない人々についてもご紹介しました。土佐藩では、武士以外の人々を地下人と呼び、その中には間接的に土佐藩政を支えていた人々がいました。第三部では、その中から「小者(こもの)」についてお話ししました。小者とは、小人・又者・又家来などとも呼ばれ、武家屋敷に奉公する人々のことを言います。土佐藩では、藩に直接雇われた者と藩士に雇われた者とで呼び名や区分が異...
View Articleまんさい2012
11月3日・4日の二日間、今年も「こうちまんがフェスティバル(まんさい)」に参加してきました!当館のマスコットキャラクター“やまぴょん”を通して、より多くの方に山内資料館を知ってもらえるように、毎年写真のようなブースを出して、訪れた方との交流を深めています。ブースでは今年も、資料館で人気のやまぴょんグッズをたくさんご用意しました。グッズコーナーの横には、出張「さわってみよう!体験コーナー」を特設!二...
View Articleお月見の会
10月28日(日)、山内会館にて「お月見の会」が開催されました。雅楽の調べや季節の食材を使ったお料理を味わいながら、十五夜と並ぶもうひとつの名月として知られる十三夜の月(旧暦の9月13日)を楽しもうと、この時期に毎年行っているのがこの企画です。お陰様を持ちまして、今回も定員の倍近くの応募をいただきました。今年は、当日の午前中まで雨が降り、屋上での雅楽演奏会の開催と、月が見えるかどうかが心配されていま...
View Article日本の文化講座 第3回「染め体験(実習)」
11月3・4日に、日本の文化講座の第3回目を行いました。2日間かけて行った今回の講座では、染織家の山本眞壽さんにお越しいただき、草木染めの体験を行いました。今回の染め体験のテーマは「江戸時代に流行した色」です。江戸時代、庶民の間に「四十八茶百鼠(しじゅうはっちゃひゃくねずみ)」という言葉がありました。当時の町人や商人たちの着物の色は「茶色」「鼠色」「藍色」のみと限定されており、他にも、柄や生地にも細...
View Article特集コーナー「吉祥」
12月7日より、特集コーナー「吉祥」が始まりました。皆さま、年賀状のご準備はお済みでしょうか?今回の展示では、忠臣蔵で有名な浅野内匠頭長矩(ながのり)の祖父にあたる初代赤穂藩主長直をはじめとする10人の大名からの年賀状を展示しています。当たり前のことかもしれませんが、江戸時代の年賀状は、ハガキではなかったのですね…。大名家から山内家に宛てた年賀状の祝賀文言も紹介しておりますので、皆さんの年賀状の参考...
View Article山内家資料修理説明会「文化財修理の現場-能管を解き明かす—」
11月11日(日)、「文化財修理の現場-能管を解き明かす—」と題して、昨年度修理を行った能楽器の一つ「能管」(=横笛)の修理説明会が行われました。講師は、今回の修理を担当していただいた笛師の田中敏長氏と、以前当館が所蔵する能管の科学調査をしていただいたこともある東京文化財研究所無形文化財研究室長の高桑いづみ氏です。まず前半では、田中氏から能管の修理過程とそこに用いられる伝統的な技術・材料について報告...
View Article文化財講座 第3回「宝石サンゴを科学する」
12月1日、第3回文化財講座が行われました。今回は立正大学教授の岩崎望先生をお招きし、「宝石サンゴを科学する」というテーマでお話をしていただきました。会場には先生が作られたパネルが設置され、講座前には、それを興味深げに眺めていらっしゃる方も多かったです。高知県の名産品としても有名な宝石珊瑚ですが、では、「宝石サンゴ」とはいったい何でしょう?ひとくちに「サンゴ」と言っても、わたしたちが「サンゴ」と言わ...
View Articleお正月は山内資料館へいこう!
あわただしい師走となり、年の瀬もいよいよ押しせまってまいりました。年賀状のご準備はお済みでしょうか?ただいま、山内資料館のホームページでは、お正月特典としてやまぴょんの年賀状素材をダウンロードできるようになっています。みなさん使ってくださいね♪...
View Article体験!発見!日本の文化講座6 水墨画
毎年秋に開催している小・中学生対象の日本文化体験講座。今年は「水墨画」に挑戦しました。体験の前に、そもそも「水墨画」とはどういうものか、その歴史や表現技術、また使う道具や材料について学んでいきました。水墨画とは、墨の濃淡と筆の動きを利用して描いた絵で、中国からもたらされた文化のひとつです。日本には、禅宗とともに鎌倉時代あたりに入ってきたと考えられています。墨の濃淡や〈にじみ〉や〈かすれ〉、筆を速く走...
View Article外国人のための日本の文化講座(5) なぎなた
11月25日(日)に外国人のための日本文化体験講座を開催しました。伝統文化を通じて、日本の歴史や精神の理解に役立ててもらおうと高知在住の外国人を対象に年に1回行っている講座です。今年紹介するのは「薙刀(なぎなた)」。薙刀は、鎌倉時代から活躍した、薙ぎ切るための武器です。他の武器に比べて非力でも扱いやすい薙刀は、江戸時代、武家の女性のたしなみとして身につけておくべき武芸とされていました。今では競技武道...
View Article山内資料館のお正月
遅ればせながら、新年あけましておめでとうございます!山内資料館では1月2日・3日の2日間、お正月企画を行いました。来館して下さった方限定でシールや福笑いなどをプレゼントしたほか、当館のマスコットキャラクター・やまぴょんも登場しました。資料館の前でお客様をお出迎えしたり…館の周辺で資料館の宣伝をしたりと、今年もPR活動に余念のないやまぴょんなのでした。...
View Article江戸時代検定 中級
1月27日(日)、第7回江戸時代検定・中級が行われました。今回のテーマは「土佐藩の政治のしくみ」です。7月に行われた初級では、テーマを「政治のしくみ」として全国的な視野から出題しましたが、今回の中級では「土佐藩の政治のしくみ」として土佐藩内の社会・経済・文化などに大きな影響を与えた、藩の政治のあり方について出題しました。土佐藩の政治のしくみに焦点を絞った問題ということで、初級よりも専門的でやや難しい...
View Article日本の文化講座 第4回「小袖に見る吉祥文様」
2013年最初の土曜講座「日本の文化講座」第4回目が1月5日に行われました。今回のテーマはお正月にふさわしい「小袖に見る吉祥文様」。その中から亀甲と洲浜をピックアップして、その由来などについて講師の関西学院大学教授の河上繁樹先生にお話しいただきました。では今回のお話の中から「亀甲文様」について、少しですがご紹介します。そもそも「亀甲」とは亀の甲羅を意味します。では、なぜ亀なのかというと、これは古代の...
View Articleお正月の会
1月13日、新春恒例の行事「お正月の会」を開催しました。今年も約30名の参加枠に対して、3倍くらいの応募をいただきました。ありがとうございます!(今回抽選漏れになってしまった方は申し訳ありません!)お正月に相応しい伝統音楽とお料理、お呈茶を楽しんでいただく「お正月の会」。まずは、NPO法人高知市民会議「邦楽をたのしむ会」による箏・尺八・三味線による生演奏で、会場に華を添えていただきました。お料理はR...
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